二駅分を35分かけて自転車で通勤している。
途中多摩川にかかる橋を渡るときに、螺旋状の急な坂道を登るのだけど、
今日は登っていておもしろいことに気づいた。
どうも今日は体が朝から重い感じがしていて、自転車に乗っていてもやっぱりいつもより重い。
当然坂道も重いだろうとおもって、どうしようか考えたけど、ちょっとチャレンジしてみたくなってそのまま自転車から降りずに登った。
いつもならまっすぐと坂の上を見ながら目標目指して勢い良く立ちこぎをする。
でも今日は上のほうを見るだけでくじけそう・・・(あんな坂無理じゃ~って)
調子が悪い時は大抵自転車から降りて不恰好にエッチラオッチラ自転車を押すところだけど、
今日は違う。
周りに誰も居ないかどうか確認して、登りながら乗っている自転車の前輪の中心あたりに視線を落とした。
ちょうど真下を見るような感じ。
そうするとへんなプレッシャーは感じなくて、とにかく一生懸命こぐことに専念できる。
呼吸を深くしながらひたすらこぐ。
そうするといつの間にかそんなに辛くなく登りきる事ができた。
体調が良くてエネルギーに満ちているときにはまっすぐに高い目標に向かってぐんぐん行ける。
だけど体調が悪かったり不安があったりすると、高い目標を見たとたんにくじけそうになるし、目標がとても遠くに感じる。
そんなときはただ、今ここをみて、自分の足元に視線を落とし、ただひたすらに一歩一歩行ったらいい。
余裕が出てきたらまた、周りをみたり、目標をみてみたらいい。
人はみんないつも同じではいられない。
だからいつも今の自分が基準なんだと思う。
昨日の自分でも明日の自分でもなく、今の自分。
2 件のコメント:
素敵な日記だね^^
心に染み入る。
ありがとう。
たかちゃん
坂もタダでは登りたくない、というとても欲張りなわたしなのです 笑
ありがとう(^^)
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